ままごと道具

26.0905

北海道開拓の村に移築復元・再現されている展示建造物や、建造物内の数ある展示資料をクローズアップしてその歴史をひも解く「コラム【むら・モノがたり】」。


今回は、おそらく多くの方が経験したことがある「ままごと」遊び。

今はお店に行くと、子どもたちが釘付けになる、立派で、ハイテクで、楽しいおままごとセットが売られていますね。

 

さて、子守りをしながらご飯の準備をする大忙しなお母さん役、おつかいに行く子供役、仕事へ行くお父さん役。

ままごと遊びは、どの世代でも行われてきた共通の遊びと言えるでしょう。

その遊びに欠かせないままごと道具には、お古や自然素材の利用の他、専用のおもちゃも販売されました。

つば釜は電気炊飯器が行きわたるまで、炊事の主役として使われました。

このままごと専用のつば釜はお母さんが使っている本物とそっくりに作られています。

「みんな!ご飯ができましたよ!」そんなお母さん役の子どもの声が聞こえてきそうです。

使用された年代:昭和期(北海道歴史文化財団所蔵)

執筆:北海道開拓の村学芸員