開拓の村で博物館浴!実証実験への参加者募集します

24.0914

「博物館浴」で、リラックス効果はあるのか? 北海道開拓の村で【歩く博物館浴】をしよう!
  • 博物館に行くと、「絵を見るとうっとりする」「ものに触ると落ち着く」などの感想を聞くことがありますが、これまで科学的根拠はありませんでした。
  • しかし、近年カナダやベルギーでは、科学的根拠に基づくことで、「処方箋に博物館を書く」という取り組みが始まり、博物館の展示鑑賞やハンズオンをメンタルヘルス対策に活用しています。
  • また、イギリスでは、不登校、産後うつ、パーキーソン病、認知症などのメンタルヘルス支援の場として博物館を活用しています。
  • 九州産業大学では、2020年9月から地域の医療・福祉機関と連携した「博物館浴」の研究を進めており、今回、地域の高齢者を対象とし、北海道開拓の村と野幌森林公園を会場に、「歩く博物館浴」の実証実験を通じて、リラックス効果を検証するとともに「博物館浴」の科学的分析法の紹介、さらに健康支援のための「北海道開拓の村」の新たな活用法を考える機会とするため、この度、当事業に賛同いただける方を募集することにしました。
  • ぜひ、この実証実験にご参加いただける方は、北海道開拓の村までお申し込みください。
  • ※「博物館浴」…博物館見学を通して、博物館の持つ癒し効果を人々の健康増進・疾病予防に活用する活動。

  • ■開催日時 令和6年10月20日(日)集合9:30~10:00、開催10:00~12:40頃
  • ■開催内容  北海道開拓の村と野幌森林公園を「歩く」ことによる生理的(血圧/脈拍)・心理的(POMSによる感情評価)影響を測定する実証実験を行います。こうした実証実験を通じて、参加する皆さんに対して「博物館浴」の科学的分析法の紹介、さらに、皆さんの健康支援に向けた「北海道開拓の村」の新たな活用法を考えます。
  • ■プログラム
  • ■対象 要申込、70歳以上の方(性別問わず) 先着10名(参加いただいた方には、御礼として、事業終了後、開拓の村食堂で【いももち2個】を無料で召し上がっていだだきます)
  • ■申込 9月21日より電話受付開始【申込先…北海道開拓の村 ℡011-898-2692】
  • ■料金 無料
  • ■実施体制 主催:九州産業大学、協力:一般財団法人北海道歴史文化財団