道立自然公園と道立自然公園野幌森林公園の利用について
道立自然公園は、国立公園、国定公園に次ぐ道内にある優れた自然の風景地で、道内に12ヶ所、総面積が146,889fあります。
その中の道立自然公園野幌森林公園は、世界でも数少ない大都市近郊の平地林で、公園内を巡る遊歩道が整備され、多くの人に利用いただいています。
道立自然公園の利用にあたっては個人個人がマナーを守り、人にも自然にもやさしい利用が必要です。この貴重な自然を未来へと守り伝えるためにもご理解とご協力をお願いいたします。
★野生動植物をとらない
野幌森林公園内には山菜採りや栽培目的の盗掘などによって、危機に瀕している植物があります。
貴重な自然を守り、多くの方が公園を楽しめるように、自然のままを観察してお楽しみ下さい。
★野生動物に近づかない
野生の動物にエサを与えたり、接近することは、動物にストレスを与えるだけでなく、動物たちの生活をゆがめてしまいます。むやみに動物に接近することのないように心がけましょう。
春から夏にかけては、多くの野鳥たちの繁殖期です。公園を散策する際は、特に気を配りしましょう。
★生きものを捨てない・持ち込まない
公園内に植物の種をまいたり、移植したり、飼えなくなったペットを捨てたりすることは、その生きものにとっても森にとっても良いことではありません。持ち込まれた生きものは、本来の自然に悪い影響を与えてしまいます。貴重な自然を守るために、絶対にやめましょう。
※なお野幌森林公園では、自然ふれあい交流館のある北海道野幌森林公園記念施設地区は、管理規則で、一部の場所を除き動物を連れ込む、またはつなぐことも禁じられています。(身体障がい者補助犬を除く)
★遊歩道からはずれない
遊歩道以外の場所を歩くことは、植物を傷つけ、動物たちにストレスを与えることになります。森の中を踏み荒らすことの無いように、遊歩道を歩きましょう。
◎道内の自然公園の概要、道立自然公園条例等については、リンクのページ『北海道庁 生物多様性保全課』からご覧ください。
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